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外壁塗装の注意点 モルタル

モルタルの外壁塗装、塗り替えの一般的なタイミングは、約6年~15年です。

モルタル外壁のタイミングに6年~15年と差が大きいのは、モルタル仕上げの場合に、塗装される塗料の種類が多く、その種類によって大きく外壁塗装、塗り替えのタイミングが変わってしまいます。

モルタルのままの仕上げの掻き落とし(かきおとし)、刷毛引きなどもあります。
モルタルはクラック(ひび割れ)が発生しやすいので、クラックが目立ってきたら、適切な点検が重要になります。

モルタル外壁仕上げ
掻き落とし(かきおとし)
塗装用モルタル下地
モルタルの上ダイヤカレイドビジュー仕上げ

外壁塗装のモルタル塗り替えの4つのチェックポイント

外壁塗装のモルタルの塗り替えはポイントは、まずは早めの点検が一番大切です。

その中でチェックポイントがいくつかあります。

  1. モルタルの仕上げ塗料の判別
  2. クラック(ひび割れ)の幅と深さとその種類
  3. モルタル違い軽量モルタルと一般モルタル
  4. モルタルのはがれ、浮き
モルタル仕上げ塗料の判別

モルタルの仕上げ塗料は、昔から使われている塗料では、吹きつけリシン、吹きつけタイルがメインでした。その後は吹きつけスタッコ、弾性リシン、弾性スタッコ、吹きつけスキンに石材調吹きつけ、なみがたローラー、最近ではジョリパットやベルアートなどの模様を様々にできる塗料が主流になってきてます。

これだけの種類の塗料があるためにそれぞれに適した外壁塗装、塗り替えの塗料の選定がかなり重要なポイントなります。


クラック(ひび割れ)と幅と深さとその種類

モルタルのクラックは構造クラック収縮クラックがあります。そのクラックのよっては、雨水を浸入させるようなクラックもありますにで、注意が必要です。クラックの補修方法も変わります。表層だけなのか、奥深くまでクラックが入っている場合があり適切な処理が必要です。

このときに誘発目地もしっかりと処理しないといけません。


モルタルの違いは軽量モルタルと一般モルタル

軽量モルタルは一般とモルタル違い、発泡スチロールようなものが入っており、一般のモルタルより、文字通り軽いのですが、やはりその分強度が上がらないので、昔のようなモルタル仕上げはできません。
しっかりと塗装などの保護する必要があります。また、発泡スチロールが入っておりますので、実の所蓄熱が大きく外壁塗装や塗り替えの時に仕上げ塗料が発泡する場合があります。


モルタルのはがれや浮き

モルタルは一般モルタルで、20年以上前は、構造体の間柱にバラ板を打ち付けて、アスファルトフェルトを張り、メタルラスを打って、その上にモルタルを塗りつける工法が主流でした。基本的なラスとモルタルを用いてする工法をラスモルと呼んでいます。また、ラスカットを用いてラスカットの上に直接モルタルを塗りつける方法もあります。

ラスモル場合はラスを取り付ける時のタッカーと呼ばれるホッチキスみたいなもので取り付けるのですが、経年や雨水の浸入により、アスファルトフェルトからラスがはがれてしまいモルタルがはがれ落ちることもあります。また部分的に雨水の浸入によりモルタルが浮きが発生することもあります。

吹きつけリシン(硬質)
本文を入力してください
吹きつけタイル(吹き放し)
弾性リシン(ヘッドカット)
吹きつけスタッコ(ヘッドカット)
弾性スタッコ(吹き放し)
吹きつけスキン
石材調吹きつけ(一段目地)
ジョリパット(あやめカット)
なみがた(ローラー)

一般的なものでも、これだけ種類があります。また、一度外壁塗装、塗り替えを行っている場合はさらに、外壁塗装、塗り替え時の塗料、塗膜の判定もしなといけません。

塗膜の堅いもの、吹きつけタイル、吹きつけリシン、吹きつけスタッコなどは比較的に外壁塗装、塗り替え時には、上から硬質な塗料でも、弾性力のある塗料でも外壁塗装、塗り替えは可能なので、不具合はおきにくいですが・・

塗膜が柔らかいもの、弾性リシン、弾性スタッコ、ジョリパットなどの柔らかい塗料=弾性塗料の場合は、上から硬質の塗料を塗装すると割れてくる可能性高いので非常に注意が必要です。また、弾性塗料の場合は、上から塗料で塞ぐと、後々に塗膜が膨れる場合もこともありますので、非常に注意が必要です。

モルタルの仕上げ塗料の判別 弾性塗料の見分け方 重要!!

堅い塗膜柔らかい塗膜判定はじつに簡単です。
ツメを立てて、塗膜にツメの跡が残ったり、ツメが食い込んだら、弾性塗料です。

反対にツメの跡や、ツメが食い込まなかったら、硬質の塗料です。

弾性塗料にも実は、すごく柔らかい塗膜の高弾性塗料とゆうものがあり、これが一番問題です。

弾性塗料と同じくツメの後は残ります。あとは判定する人の感覚だけになります。

弾性塗料用の塗料と、高弾性塗料用の塗料と柔らかさが違うので、万が一、弾性塗料か高弾性塗料の判断がつかない場合はより柔らかい高弾性塗料用の塗料を使うことが大切です。

私個人的にも、塗料メーカーの技術者も塗装をよく知る人は高弾性塗料は多用しないのが普通です。

高弾性塗料を使用する用件は、何回下地調整をして塗装しても、クラックがすぐおきるなどで、RC(鉄筋コンクリート)限定に使用するべきだと考えます。もちろん、例外はありますが、高弾性塗料は本当に多用するような塗料ではありません。高弾性塗料は確かにクラックはおきにくいですが、絶対ではありませんし、万が一塗膜の内側に水分が回ると塗膜膨れが異常発生します。

もう一つ、なぜ、RC(鉄筋コンクリート)限定なのかとゆうと、高弾性塗料の上には、高弾性塗料しか塗れません。違う塗料を塗ろうとするなら、今ある高弾性塗料を全部とらないといけません。塗膜をとるにあたって、下地がモルタルは強度がないために塗膜だけとる作業は現実的には不可能に近いことなんです。高弾性塗料を扱うには非常に気をつけないといけません

弾性塗料の見分け方

弾性塗料の判定
ツメを立てる
ツメの跡が残る
 

吹きつけタイルの見分け方(硬質)

吹き付けタイル(硬質)
ツメを立てる
ツメの跡が残らない
 

高弾性塗料の見分け方

高弾性塗料
ツメを立てる
ツメの跡が残る
 

クラック(ひび割れ)と幅と深さとその種類

クラック(ひび割れ)には、構造クラックと収縮クラックがあります。一般的に、構造クラックのほうが、より深くまで、クラックが入り、収縮クラックの方が表層にクラックがとどまることが多いです。

また、クラックの幅によっても、補修方法を考えないといけません。

0.2mm幅未満ではフィラー刷り込み、0.2mm以上はUカットシーリングがモルタルの下地処理にはもっとも適しています。しかし、0.2mm未満でも構造クラックはUカットシーリングをした方が良いです。

なぜなら、構造クラックの方がより深くまで、クラックが入りこんでいることが多く、フィラー刷り込みだけでは、すぐにクラックが再発してしまう可能性が高いからです。

誘発目地にもしっかりと下地処理しておくと、長くモルタルの外壁をきれいな状態のまま維持することができます。
誘発目地がとれない場合や、部分的補修する場合はメッシュシートを挟み込むことで、より頑丈でクラックがおきにくい補修方法もあります。

クラック跡
フィラー刷り込み
Uカット
シーリングプライマー
シーリング充填
ユニエポプライマー
Kモル充填
誘発目地
誘発目地 目地彫り
誘発目地

モルタル通気構法の塗料の選び方の注意点!

2010年前後から新築でモルタルの良さが再認識されて、モルタル通気構法の住宅が増えてきました。

モルタル外壁でも胴縁を用いて、通気層を確保して建物の換気と断熱性、気密性が向上して、住宅そのもの評価は上がっています。

ただし、外壁塗装の塗替えにおいては、すこしデメリットが増えております。なぜか…

住宅における断熱性(内断熱)が向上すると、外壁側に蓄熱性が増して、外壁表面の劣化が促進されやすく、また弾性系塗料で透湿性が少ない塗料を塗装すると、塗料のふくれがおきやすくなってきます。
モルタル外壁でも通気層があるかないかで、塗料選びが重要になってくるわけです。

左が従来通りのモルタル仕上げ       右がモルタル通気構法仕上げ

モルタル通気構法の塗料選びで最適な塗料をご紹介します。

●ダイフレックス セラコートアクア
●ダイフレックス スーパーセランフレックス

この二つの塗料は上塗り材自体が透湿性に非常に優れていて、モルタル外壁のデメリットであるクラックも弾性力もあり、蓄熱性が高く劣化しやすいモルタル通気構法でも対応できる優れた耐候性をもっています。

また、下塗りの微弾性フィラーにおいても、セラ・トーシツプラスを用いることで、微弾性フィラーにも透湿性ができ塗膜すべてに透湿性をもたすことができます。

モルタル外壁の外壁塗装・塗替えの注意点まとめ。

●モルタル外壁につかわれている塗料の判別
●モルタル外壁のクラックの状態
●モルタル外壁の補修方法
●モルタル外壁の通気構法であるか確認
●モルタル外壁の塗料の選択

以上を判断すれば、モルタル外壁の外壁塗装・塗替えに最適な下地補修方法から、最適な塗料の選びができますので、外壁塗装・塗替えの際には参考にしていただけたらと思います。

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