先日、以前からオリエンタル塗料さんにお願いされていた、とある新商品の施工性と現場におけるお話をさせていただきました。
本日は営業部長をはじめ、各地域の営業さん、新開発の技術さん、当社の担当者さんと施工に携わることについて、お話をさせていただきました。
詳しい内容は商品が守秘義務があるのでいえませんが、こうゆう新商品に携わることができて、いつも各塗料メーカーさんには感謝です。オリエンタル塗料さん言えば、屋根塗料のパイオニアいつも本当にお世話になっております。
夕方までかかり、最後はオリエンタル塗料の技術で一番なかの良い神崎さんといつも通りの塗料について質問コーナーです。塗料メーカーさんの技術の方と話するのがいつも本当に楽しくて、いつも技術さんに宿題をあずけて帰ります笑。
オリエンタル塗料さんの勉強会の資料です。
オリエンタル塗料さん真骨頂の浸透力の秘密。これ実はわかったのが半年前みたいです。
これは非常におもしろく、塗料が固まる前はシロキサン結合(SI-O)は分断されていて、基材の中まで浸透します。浸透した後に塗膜して製膜する際にシロキサン結合になる。こんなことができるのはオリエンタル塗料さんぐらいです。
また、シロキサン結合し、さらに光安定剤(HALS)を保有することによって、高耐候な塗膜が形成されます。
この光安定材(HALS)がここ数年塗料メーカーさんがこぞって打ち出している。ラジカル(酸化チタンの劣化因子、光触媒反応)を抑制することです。この技術は実は昔からある技術なんです。
最後は余談ですが、私は今5年がかりでエポキシ樹脂の密着と、防錆効果、シーラー、プライマーの密着、その上塗料の密着を化学的に調べています。
これが実はかなり難しく非常時間がかかっています。エポキシ樹脂の密着については、カチオン、アニオンの作用が大きいものになるんではないかと今の時点の推測です。
この図は水 H2Oについて書いています。
塗装家コラム 2016/11/08 株式会社 カネマル