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ラジカルって何?いいの?

最近、お客様からよく聞きます。「ラジカルだからいいの?」ラジカルが良い訳ではありません。

ラジカルとは、塗膜を劣化させてしまうものなんです。ラジカルの発生を抑えたりすることによって、塗膜を長持ちさせることで価格の面と耐候性の面のバランスを考えると良い塗料と言えます。

代表例は日本ペイントさんの【パーフェクトトップ】、SK化研さんの【プレミアムシリコン】、関西ペイントさんの【ダイナミックトップ】など…最近では、ラジカル塗料なんて呼ばれ方もしていますちょっと違うような…

位置づけは、一般的にシリコン塗料上、フッソ塗料の下みたいな感じですね。(本当はそうではないんですが…シリコン塗料でもフッソ並みそれ以上の塗料もあります。)


ラジカルって何でできているの?
ラジカルは塗膜を劣化させるもの。それには光触媒が密接に関係しています。

光触媒って汚れを分解させるとか、空気を清浄するかと聞きますよね。その分解、清浄する=ラジカル(光触媒反応)と思ってもらって良いとおもいます。

この光触媒反応がおきるのは、酸化チタンとよばれるものが光触媒反応をおこすのです。塗料にはこの酸化チタンが白色の顔料、紫外線吸収剤としてほぼ入っています。

ちょっとややこしいですが、3種類の酸化チタンがあって、主に塗料と使われる酸化チタンが【ルチル型二酸化チタン】光触媒反応が弱いもの、一般の塗料ではほとんど使われませんがTOTOさんの塗料で有名な酸化チタンが【アナターゼ型二酸化チタン】光触媒反応が強いもの。最後は塗料でつかわれませんが【ブルイット型二酸化チタン】です。

この光触媒反応を抑えることで、塗膜を長持ちさせることができるのです。

酸化チタンをコーティングする技術が良くなることで最近ラジカルと明記された塗料が多くなったんです。


ラジカルを抑える業者は昔からあったんです…
ハルスやハルスハイブリッドと塗料などに明記されているものです。このハルスやハルスハイブリッドは光安定剤と呼ばれる作用で【ラジカル】の発生を抑えることができます。

この光安定剤の作用が昔からあって、【ラジカル】の発生を抑制していること知っているのは、塗料技術者か塗料メーカーの営業の方でもごく一部の方しかわからないと思います。

塗料の特性を知ることが大切
今回は【ラジカル】について、お話させていただきましたが、本当に様々な塗料がある中、お客様の希望に一番沿う塗料を提案できる施工業者さんが私個人的は良いと思います。

ただ耐候性良い塗料、例えば、フッソ素樹脂塗料や、無機塗料も15年、20年塗膜が持つ塗料もありますが、そうなると塗膜が硬くなり、窯業サイディングやALCなどのシーリングの上に塗装すると塗膜に割れが生じたりする場合もありますので、トータルに考えることのできる施工店にお願いする方が後々のトラブルにならないと考えます。

塗装家コラム   2016/11/22   株式会社 カネマル
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