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塗り替えやリフォームなどでお悩みの方は【金丸塗装】にぜひご相談ください。

悪徳業者がよく使う手口や手抜き工事の例

外壁塗装業界には、手抜き工事をしたり、高額な費用を請求してくるような悪徳業者も存在します。悪徳業者に騙されない為には、まずご自身で正しい知識を身に着けておくことが大切です。

今回は、悪徳業者がとく使う手口や営業トーク、危険な見積書の例、手抜き工事の内容などを解説していきます。

また、悪徳業者と契約してしまわない方法や、もし契約してしまった場合の対策法もご説明いたしますので、万が一のときに備えて覚えておくようにしましょう。

外壁塗装は悪徳業者が多い?

外壁塗装で悪徳業者が多い理由として、次のようなことが考えれます。

手抜き工事をしてもわかりにくい


常に作業が正しく行われているか確認がしづらく、やはり塗装後は綺麗に見えるため、すぐに手抜き工事をされたかを判断するのは難しいです。

また、手抜き工事をしていても、実際に不具合が出てくるのは数年後になることがほとんどです。

このような状況を利用して手抜き工事を行うような業者は、数年後に連絡をしても手抜き工事は認めずに補修などの対応をしてくれなかったり、最悪の場合は音信不通になってしまうケースもあります。

外壁塗装が高額な工事である


そもそも外壁塗装が高額な工事であるため、相場以上の費用を提示されても「外壁塗装は高額な工事だから仕方ない…」と納得してしまう方が多いかと思います。

高額請求を見極める為にも、複数社から見積りを取って金額や施工面積を比較し、ご自身の家の相場を把握することが大切です。

見積りを理解するには専門的な知識が必要


外壁塗装は専門的な分野なので、見積書に書いている工事内容や金額などを詳しく理解するには、正しい知識を持っている必要があります。

そして、必ずしもお客様が塗装に関する知識を持っているわけではないため、悪徳業者は自分たちに都合の良い見積りを提案し、利益が出るように手抜き工事や高額請求を行います。

訪問販売には注意が必要


すべての訪問販売が悪徳とは言いませんが、訪問販売はトラブルが多いため要注意です。

実際に、国民生活センターのホームページでも「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法」として注意喚起を行ってします。

点検商法とは、「今すぐ工事しないと危険」などと言って契約をしようとする行為のことです。本来は必要のない工事したり、お客様の不安を煽って半ば強引に契約を勧めてきます。

国民生活センターが発表している下の表からも、訪問販売によるリフォーム工事や点検商法による相談件数は2023年で1万件以上も寄せられており、多くの方が訪問販売とのトラブルに遭遇していることがわかります。

【訪問販売によるリフォーム工事】

年度 2021 2022 2023 2024
相談件数 9,756 10,099 11,861 1,308(前年同期 1,246)

※「屋根工事」「壁工事」「増改築工事」「塗装工事」「内装工事」の合計を「リフォーム工事」としています。

【点検商法】

年度 2021 2022 2023 2024
相談件数 7,435 8,165 12,510 1,760(前年同期 1,092)

参照:独立行政法人国民生活センター

また、近年では飛び込みできた業者が盗みを働いたり、強盗の下見を行っていたという事件も増えています。

塗装工事に関するトラブルだけでなく、犯罪被害にも遭ってしまう発展する危険性もあるため、もし訪問販売が来ても安易に家や敷地内に入れないようにしましょう。

悪徳業者のよくある営業トークや手口

悪徳業者のよくある営業トークや手口は、以下のようなパターンです。これらの営業を受けた場合は要注意です。

30年以上持つオリジナル塗料を勧めてくる


30年以上持つオリジナル塗料を勧めてくる業者には注意しましょう。「うちでしか扱っていない塗料です」などと言い、高耐久なことを理由に相場よりも高い金額を提示してきます。

オリジナル塗料といっても、実際は塗料メーカーから購入したOEM商品であり、ラベルを貼り替えて自社で製造しているかのように見せているだけです。

現状、国内大手の塗料メーカーからも30年以上持つ塗料は販売されていないため、一般の塗装業者がこのような塗料を製造できるとは考えられません。

オリジナル塗料はどのような塗料なのかが判断できませんし、仮に30年持ったとしても、外壁内部の防水シートや目地のコーキング部分などは30年を迎える前に修繕が必要となるため、30年間メンテナンス不要というわけではありません。

大幅な値引きをする


見積内容を変えずに50万円以上の値引きをする業者には要注意です。

優良な業者であれば最初から適正価格を提示しているので、見積内容を変えずに大幅な値引きをするのは難しいです。

もし大幅な値引きをする場合は、使用する塗料を変更するなどの対応が必要となります。

見積内容を変えずに大幅な値引きをできるということは、初めから相場以上の価格を提示しているか、値引きした分を取り戻すために無断で材料を変更したり、手抜き工事を行う可能性があります。

また、大幅な値引きをされるとお得感がありますが、実際は値引き後の価格が正しい相場であったり、まだ相場よりも高いというケースもあります。

モニター価格・キャンペーン中と言って値引きする


「今契約してくれたらモニター価格で値引きします」などと言い、キャンペーンを理由に値引きをする業者にも気を付けましょう。

キャンペーン自体は悪い事ではありませんし、キャンペーンを実施している塗装業者も多く存在します。

注意すべきなのが、前述したようにキャンペーンの謳って大幅な値引きをしたり、即決を条件にキャンペーンを適用するといったパターンです。

本当に善意で値引きをしている業者もいるかもしれませんが、モニター価格・キャンペーン中と言ってしつこく営業してくるような場合は信頼性に欠けますので、そのような業者は断るのが賢明です。

契約を急かしてくる


「今契約してくれたら値引きします」「今すぐ工事しない危険」などと言い、契約を急かしてくるような業者にも注意が必要です。

優良な業者であれば、他社と比較する時間も与えてくれますし、上記のような理由を付けて契約を迫るようなことはしません。

契約を急かす業者は、ただ契約を取りたいだけでお客様のことを考えていなかったり、他社と比較されると困るような見積内容を提示していると考えられます。

また、このような業者の場合は契約後に解約をしたいと思っても「クーリングオフはできない」「解約金がかかる」などと言って、契約解除を阻んだり、高額な違約金を請求してくる可能性もあります。

危険な見積内容

次のような見積りを提示してくる場合は、注意が必要です。手抜き工事や高額請求をしてくる悪徳業者の可能性があります。

屋根塗装が含まれていない


外壁塗装を行う際は、一般的に屋根塗装も併せて行います。もし塗装が不要な屋根材でもないのに、屋根塗装が見積りに含まていなかった場合は要注意です。

悪徳業者が屋根塗装を含まない理由は、主に2つあります。1つ目は、屋根塗装も行うとお客様に勘違いをさせて、外壁塗装のみの見積りで相場よりも高い金額を提示するというやり方です。

そして2つ目は、契約後に「屋根塗装もやったほうがいい」などと言って追加工事を提案し、さらに高額な請求をするためです。契約後なのでお客様も断りにくくなり、結果的に業者の言いなりになってしまうのです。

塗料の詳細が書かれていない


塗料名や数量が明確に書かれていない見積書も注意しましょう。

例として、シリコン塗料を使用する場合に通常であれば「塗料の商品名」「塗料メーカー」を記載しますが、詳しい塗料の情報を記載せずに「シリコン塗料」とだけ書かれている場合は危険です。

「シリコン塗料」というのは塗料のグレードを分類する名称であり、商品の名前ではありません。各メーカーから様々なシリコン塗料が販売されているので、どこのメーカーのどの商品を使うのかをハッキリとさせる必要があります。

商品名やメーカーを伏せるような業者は信用できませんし、実際にどんな塗料を使用されるのかもわからないため、適当な見積書を作成するような業者は断りましょう。

数量が曖昧


各工程には「数量」が記載されており、例えば外壁塗装の下塗り・中塗り・上塗りの部分には、それぞれ「数量:○○㎡」と書かれています。

見積もり金額は「数量×単価」で算出されるため、数量の部分もしっかりと確認することが重要です。

もし数量の部分が「一式」というような曖昧な記載ばかりの場合は、本当に見積もり金額が妥当なのかを判断できませんし、正しく現地調査を行ったのかも怪しいです。

細かい付帯部に関しては「一式」や「一箇所」などと記載することはありますが、外壁・屋根塗装の部分を「一式」とまとめるのは基本的にありませんので、一式を多用している見積書の場合は詳細を確認したり、他社からも見積りを取って比較することが大切です。

塗料の単価が高すぎる

塗料の単価はグレードによって変動します。下記の表は、各グレードの3回塗りする際の単価と耐用年数です。耐用年数はあくまでも期待できる年数ですので、必ずしもこの年数持つわけではありません。

塗料の種類
施工単価(/㎡)
耐用年数
アクリル塗料
1,400~1,600円
5~7年
ウレタン塗料
1,700~2,200円
8~10年
シリコン塗料
2,300~3,000円
10~15年
ラジカル制御型塗料
2,500~3,000円
12~15年
フッ素塗料
3,800~4,800円
15~20年
無機塗料
4,500~5,500円
20~25年

悪徳業者の場合は、シリコン塗料3回塗りで2,300~3,000円/㎡のところを、1回塗りで2,300~3,000円/㎡としているケースがあります。

さらに、高耐久の無機塗料の場合でも3回塗りで4,500~5,500円/㎡が相場ですが、オリジナル塗料と称して1万円前後の高額な単価を提示してくることもあります。

面積が大きすぎる

外壁・屋根の塗り面積や足場面積が、本当の数字よりも大きく出されている見積りも悪徳業者によくある手口です。塗料の単価が相場の範囲内でも、面積を大きくして高額な金額を請求してきます。

実際に複数社から見積りを取った場合、すべての面積が同じになることはほとんどありません。

しかし、その中でも大きく数字が離れている見積りは故意に面積を大きく出している可能性が非常に高いため、その業者は選択肢から外すべきです。

延べ床面積からみる平均的な塗り面積は、以下の通りです。

坪数(平米数)
外壁面積(㎡)
屋根面積(㎡)
アクリル塗料
20坪(66.2㎡)
40~44
25坪(82.8㎡)
110~119
45~54
30坪(99.3㎡)
120~129
55~64
35坪(115.9㎡)
130~139
65~74
40坪(132.4㎡)
140~149
75~84
45坪(149.0㎡)
150~164
85~94
50坪(165.5㎡)
165~180
95~105

手抜き工事の例

手抜き工事の例として、次のようなケースが挙げられます。

ケレンなどの下地処理を行わない


下地処理とは、塗装前に下地の汚れや古い塗膜、サビなどを除去したり、ひび割れの補修などを行うことです。塗装工事をするうえで非常に重要な工程で、下地を塗装できる状態に整える目的があります。

下地処理は塗装をしてしまうと正しく行われていたかを確認することができないため、最も手抜き工事されやすい工程と言えます。

悪徳業者が下地処理を省く理由は、作業時間を短縮したり、人件費を浮かせるためです。

下地処理が不十分だと塗料がしっかりと密着せずに、早期に塗膜の剥がれや浮きが発生したり、ひび割れやサビなどの劣化が再発してしまう恐れがあります。

見積書通りの塗装回数を塗らない


一般的には、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本ですが、悪徳業者の場合は見積りに記載している塗り回数を守らずに、少ない塗装回数で済ませてしまうケースがあります。

塗装回数を減らして手抜き工事をする理由は、材料費や人件費の削減です。

塗装回数を守らないと、塗膜に一定の厚みを持たせることができずに、色ムラや剥がれなどの施工不良に繋がります。

また、規定通りに塗装を行わないと塗料本来の性能が発揮できないため、耐用年数よりも早く劣化が進行する可能性もあります。

塗料を必要以上に薄める


塗料を使用する際は水やシンナーで薄めてから塗装をします。このときに、塗料を必要以上に薄めるのも手抜き工事のパターンとして挙げられます。

塗料は薄めることで伸びが良くなって塗りやすくなるため、悪徳業者は必要以上に薄めて作業時間の短縮し、人件費を浮かせようとします。

さらに、塗料を薄めるほど1缶で塗れる面積も広くなるため、必要以上に薄めて材料費を削減するという目的もあります。

塗装回数を守らないケースと同じく、塗料を規定よりも薄めて使用すると早期の色ムラや剥がれなどの施工不良が発生し、塗料の性能も十分に発揮できなくなってしまいます。

塗料が乾燥する前に重ね塗りする


下塗り・中塗り・上塗りと塗装を進めて行く際は、必ず前に塗った塗料が乾いてから、次の塗装工程に移る必要があります。

このとき、作業時間を短縮して人件費を浮かせるために、塗料が乾燥する前に重ね塗りする業者もいます。

乾燥する前に重ね塗りしてしまうと、色ムラや塗膜の膨れ・剥がれなどを引き起こしたり、塗料の性能を十分に発揮できないといった施工不良に繋がってしまいます。

悪徳業者と契約しないために

悪徳業者と契約しないために、次の点を覚えておくようにしましょう。

すぐに契約しない


最も大切なポイントが、現地調査や見積りの提示時に絶対にその場で契約をしないことです。キャンペーンや値引きを理由に契約を迫ってくる業者は、悪徳業者の可能性が高いです。

優良な業者であれば、契約を急かしたりせず、他社との相見積もりを阻むような行為はしません。

契約を急かすような業者は、他社と比較されたり、家族に相談されないように様々な営業トークで契約を迫ってきます。

もし強引に契約を交わそうとする業者に遭遇した場合は、キッパリと断るようにしましょう。

またその際、「検討します」「金額が高いから…」等と曖昧な返事をするとさらに営業をかけてきますので、毅然とした態度で「お断ります」「他社で決めました」と伝えることが大切です。

複数社から見積もりを取る


見積内容をしっかりと把握する為には、複数社から見積りを取ることが重要です。

相見積もりをすることで、必要な工事や単価、塗装面積、業者の対応能力、見積書作成の丁寧さなどを比較することができます。

また、お客様の多くは「できるだけ安く工事を済ませたい」とお考えかと思いますが、安い見積りには手抜き工事をされたり、後に追加工事で高額請求をしてくる可能性もあるため、ただ値段だけを見て業者を決めるのは危険です。

「なぜ安いのか?」という点に注目し、下地処理の内容や塗装回数に問題はないか、屋根塗装は含まれているか等もしっかりを確認するようにしましょう。

悪徳業者と契約してしまったら


悪徳業者と契約をしてしまった場合は、クーリングオフ制度を利用して契約を解除できます。クーリングオフとは、業者と契約してから8日以内であれば契約解除できる制度のことです。

また、もし工事がすでに始まっていても、クーリングオフ期間内であれば契約を解除するは可能です。

その際、業者は建物を工事が始まる前の元の状態に戻す義務があり、費用も業者が負担すると定められています。

まとめ

外壁塗装の悪徳業者は相場よりも高額な見積りを提示してきたり、「今だけキャンペーン中」や「モニター価格で値引きします」等と言い、お得感を出して契約を交わそうとしてきます。

しかし、そのような業者は、会社の利益を増やすために手抜き工事をしたり、適当な工事を行って音信不通になる等のトラブルに繋がる可能性があるため、非常に危険です。

悪徳業者に騙されない為にも、絶対にすぐには契約はせずに、他社からも見積りを取ったり、家族や友人に相談することが重要です。

また、もし検討する時間を与えてくれない業者の場合は信頼できませんので、その時点でハッキリと断るようにしましょう。

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